今だからこそ日本式ペンホルダー(片面)

目次

シェイクから日ペンに変更した理由

きっかけ

最初のきっかけはフォア前のツッツキが苦手だったので、シェイクをペングリップにして試してみると、かなり安定しました。そこで以前購入した中ペンに両面キョウヒョウを貼って練習したところ、シェイクだったので裏面打法はすぐに慣れたのですが、フォア面でのバック技術がかなり難しかったのであきらめて、バックは裏面のみにしました。
しばらくやっていると台上とサーブ以外はシェイクとなんら変わりないと思ったのと、フォア面でのバック技術が難しかったので挑戦したくなりました。

日本式ペンホルダーに興味が沸く

裏面が使えると裏面に頼りすぎ、フォア面でのバック技術が磨けないので、裏面は捨てる事にしました。となると片面の日本式ペンホルダーの方が圧倒的に軽い。最初はシェイクのバックハンドドライブなんかがめちゃくちゃかっこよく思え、日ペンはなにか昭和な感じで古臭いなぁと思ったのですが、興味が沸いていろいろ動画を見たり調べているうちに、片面日ペンがめちゃくちゃかっこよく思えてきました。私は左利きなので、「左」・「片面」・「ペンドラ」と言う強くなったら、少数派三拍子なので間違いなく超少数派でシンプルな潔さと相まって、超かっこいい戦型やん!!!とテンションが上がり、さらにバックが弱点と言われる片面で、バックも凄くなってシェイクを倒す・・・まるで、ボクサーがキックボクサーに拳だけで倒すような漫画感!!もうこうなったらやるしかないでしょ!?

日ペン初心者が選んだ用具

ラケット

ラケットはバタフライのハッドロウJPV-Rを選びました。理由は日本式ペンホルダーと言えばヒノキ単板らしいのですが、サークルの日ペンのおじいちゃんコーチが「単板はいいねんけど、すぐ割れるねん」と言っていたのを思い出し、さらに値段が高い・・・そこで5枚合板で扱いやすく丈夫で、台上がやりやすい角丸型のラケットでさらに安心のバタフライ製という理由で選びました。購入して板厚を測ってびっくり!今まで買ったラケットで初めてカタログ値のど真ん中7.1mmに収まっていました。

ハッドロウJPV-Rの情報

・商品名:ハッドロウJPV – R
・価格:10,450円(税込)
・タイプ:日本式ペン(速攻向き)
・ブレード構成:5枚合板
・ブレード形:角丸型
・ブレード厚:7.1mm
・平均重量:79g
・原産国:日本

広範囲で威力を発揮する合板ペンホルダー
台から離れた位置でも威力のあるボールを打つことができる弾みの高さが特長です。技術レベルを問わず、幅広い選手にお勧めの合板ラケットです。

引用元 バタフライ公式サイト
ハッドロウJPV-R表
ハッドロウJPV-R表面
ハッドロウJPV-R裏面
ハッドロウJPV-R裏面

ラバー

日ペンは片面のみでフォアの技術もバックの技術も満遍なく行う必要があるので、何かに特化したラバーは良くないそうです。そして、シェイクは中ペンに比べると板厚があり弾むので、粘着ラバーとの相性は良くない。そこでいろいろネットで検索した結果、ヤサカのラグザ7にしました。

ラグザ7の情報

ラグザ7
日ペンは裏側が黒に塗ってあるので、赤です。

強烈なスピンを安定して作り出すトップ仕様ラバー
定価:5,720円(税込)
Made in Germany
厚さ:特厚・厚・中厚
スピード:11
スピン:14
コントロール:9
硬度:45~50°

グリップ力抜群のトップシートとハードな「RAKZA」スポンジが強烈なスピンを持つ重い打球を作ります。高いパワー伝導率により強打時にも思い通りの弾道を作り、プレーヤーの力を正確に映し出します。

引用元 ヤサカ ラグザ7公式サイト

ハッドロウJPV-R+ラグザ7

日ペン重量
驚愕の軽さ!!!

まず一番驚いたのが、裏面にラバーを貼らないので当然と言えば、当然ですが・・・重量はななななんと!!!
119gうううっ!!!!!
シェイクならありえない軽さです!重量だけでワクワクします。

日ペン初打ち

初打ちと言っても、日ペンは子供の頃に遊びで何度か打っています。しかし、本格的に卓球を始めてからは初です。
なので、ハッドロウJPV-Rとラグザ7の感想と言うより、日ペンにしてみての感想です。

グリップが難しい・・・

やはりと言うか、子供の頃も思ったのはバックの難しさです。フォアもシェイクに比べると難しいです。まずフォアは人差し指、中指、小指を丸めるタイプと、真っすぐ伸ばすタイプがあるようです。私は最初、まっすぐ伸ばしましたがどうもグリップが固定されるような感覚があったので、丸める感じの方が固定されないのでいい感じがしました。面を作るのも窮屈な感じがするので、手首のストレッチを毎日始めました。自分に合ったグリップをこれから探し求めます。

バックがほぼ何もできない・・・

バックはまあ当てて返すだけで、何もできないので逆に打ちに言ってのミスは減りました。当てて返すだけなので、コースをしっかり突いて、フォアで攻撃するしかないです。でもバックは今は何もできない分、無限の可能性を秘めていると思うようにして研究と練習を積んでいきたいと思います。

ツッツキはやりやすい!

苦手なフォアツッツキがシェイクの時よりはいい感じです。ペングリップは前での操作がフォアとバックの境目が無くて、迷わない分、やりやすいです。手首の向きだけで、全方位を狙うことができます。

サーブもやりやすい!

サーブは横下、横が非常にやりやすいです。シェイクのように手首の可動域を拡げるために持ち変える必要がありません。
ただ巻き込みサーブはシェイクの方がやりやすいと思います。

ミドルが打ちやすい!

シェイクに比べ、ミドルに返球されたボールを打ちやすいです。シェイクはミドルが弱く、ペンはバックが弱いです。バックと言っても、体の真ん中よりさらにバック側です。シェイクはバックに強いので、一長一短ですね。

フォアドライブで手首を効かせやすい!

シェイクに比べ、手首の可動域がかなり拡がるので回転量は上がります。実際に練習相手に「想定していた球筋より落ちる」と言われました。バックスイング後にグリップから打球ポイントに向かって行ってインパクトで手首を返すと、より回転がかかります。

日ペン変更ひと月後の感想

たった一か月ではバックは全然ですが、何よりフォアしか威力が出せないのでほとんどフォアで打ちます。バックが使えないのは不便なようですが、選択肢が少ない分、迷いが無くなり始動が早くなります。なのでフットワークは良くなります。ペンドラはフォアとフットワークがいいのは当たり前の戦型なので、やはり差が出るのがバックの技術という事になります。バックはいろいろ試しながら、まずはブロックから安定させて行きたいと思います。今はフォアしか振れませんが、ラケットがめちゃ軽いので、フォアで連続で攻撃するのが楽です。絶滅危惧種の戦型なので、情報も指導者も少ないので自分で探究していく感じで楽しいです。サークルの子供たちは全員当然のごとくシェイクですが、片面ペンにしてみたい!と思わせれるようなプレイをして、片面ペンをやりたい子供が出てきた時に、指導できるように努力していこう思います。

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