いろいろ使いましたが初めてXIOM(エクシオン)のラバーを使いました。すごく種類が多いですが、私の実力からいくと間違いなくヴェガイントロだと思い購入しました。今回はスポンジ厚2.0の赤を日ペンに貼り一カ月ほど使用した感想を綴っていきます。
ヴェガイントロ基本情報
メーカーサイトの情報(XIOM)
ビギナーに上達する喜びを
ヴェガイントロは、従来の初級者用ラバーとは一線を画す新時代のビギナーラバーとして誕生した。摩擦力の高いトップシートと硬めに設計された47.5度のスポンジにより、サービスやツッツキのキレ、ドライブの孤線や伸びをしっかりと確保。また、弾みが適度でインパクト時に一度ボールを「持つ」感覚があるため、選手はビクビクすることなく、思い切りフルスイングすることができる。驚異の低価格と耐久性の高さもセールスポイントだ。
シートカラー:レッド・ブラックスポンジ厚:1.5 1.8 2.0 MAX
スポンジ硬度:47.5度
原産国:ドイツ
3,520円(税込)
引用元:https://xiom.jp/?pid=150436845
私がネットで集めた情報
- 初心者向けラバーなのにスポンジは47.5度と硬く、テンションラバーである。
- ターゲットは初心者用ラバーでベストセラーであるマークVなので同価格帯にしている。
- この価格帯ではトップクラスの性能。中級者でも十分使える。
- プラボールの変わり、柔らかく弾まないラバーは食い込みすぎてコントロールが落ちるので、この硬度にしている。
- ボールや卓球が変れば初心者ラバーの定説も変わる。
- テンションラバーの入門ラバー。
ヴェガイントロを一カ月ほど使用した感想
当然、玉突きからです。
高弾性ラバーよりは若干弾むかなという印象。ひっかかりはテンションラバーらしいです。玉突きからもう使いやすさを感じます。
フォア打ち
勝手に弾む感じは無いので、コントロールしやすいです。飛ばしたい時はそこそこ飛ぶし、短くしたい時は短くなる。テンションラバーの良さと、高弾性ラバーの飛ばなさが不思議と両立している感覚があります。
バック
日ペンなので、バックはもう少し弾む方がいいかなと思います。ブロックで防御時はオーバーしにくいのでちょうどいいです。バックのラリーは安定感抜群でずっと続く感じです。
ドライブ
球持ちはいい方なので、しっかりかけれる安心感があります。ここは初心者にはかなり大事な所だと思います。飛びすぎるとしっかり回転をかけるのが怖くなり、いつまでもドライブがうまくなりません。回転量は技術次第で十分かかる印象です。
ツッツキ
飛ばなすぎず、飛びすぎないラバーの特徴がしっかり出ていて、長短のコントロールもやりやすいです。回転の影響は受けやすいので、レシーブ技術は磨かないといけないなあと感じました。
サーブ
サーブはスポンジの硬さを生かした短いサーブはとてもやりやすいですが、回転量を求める場合はもっと柔らかいラバーの方がいいと思います。ロングサーブは凄いスピードは出ませんが、しっかり打っても収まる安心感があり、思い切って打てるのがロングサーブの質を上げると思います。
スマッシュ
スマッシュは腕の力を抜き、腰の回転、体重移動でしっかり打てば、かなりいいボールが打てます。手打ちで当てるだけでスピードが出るようなラバーでは無いので、それが初心者、初級者にはちゃんとしたフォームを身に付けやすいと思います。
耐久性
一カ月ほどの使用(毎日1時間程度)ですが、片面ペンということもあり、もう真ん中の粒が少し浮いてきています。ほかのブログなどでは、ラバーの寿命は80時間とありますが、シェーク基準なのでしょうか?それなら片面40時間しか使用していないような・・・片面ペンは40時間が目安なのか?わかりません。だれかそこんとこ教えていただけたら幸いです。
片面ペンはラバー代を抑えれると思っていましたが、片面しか使っていないので、シェークが2カ月使えたら、片面ペンは1カ月なのではないのか?
まとめ
私にはとても合いました。私が初級者だからでしょう。このラバーの前がスレイバーだったのですが、高弾性ラバーと変わらないコントロール性能がありました。なのに回転量は上です。テンションラバーなので、スレイバーよりは面を被せないといけません。怖がらずしっかり被せることでボールは走り、さらに弾みすぎないのでコントロールも抜群です。中陣でもぜんぜん戦えます。高弾性ラバーのようなマニュアル感をしっかり残した、テンションラバーという感じです。基本を身に付けながら、試合でも勝てる、初級者にちょうどいいラバーです。このラバーの後に中級者以上向きのラグザ7を貼って使いました。当然ラグザ7の方が弾みますが、同じスピン系テンションラバーなので、さほど違和感を感じません。高弾性ラバーから、テンションラバーにする時にまずこのラバーを貼るといいと思います。