日ペンにスレイバー

日ペンにGTT45を2か月ほど使用しましたが粘着まで行かないまでも、もう少し弾まないラバーでしっかり基本を身に着けて、しっかり振るスイングを身につけたかったので、バタフライの高弾性ラバー「スレイバー」を貼ってまた2か月ほど使用しましたので、レビューを書きたいと思います。

目次

スレイバー基本情報

メーカーサイトの情報(butterfly)

これぞ世界のロングセラー
高弾性高摩擦ラバーの代名詞といわれ、1967年に発売されると卓球そのものに大きな変化をもたらしました。その後長年にわたり世界中のプレーヤーに愛用され、多くのタイトルを獲得。スピードとスピン、放物線を描いて飛んでいく打球が特徴です。
商品名 スレイバー
価格 3,520円(税込)
発売日 1967年
タイプ 裏ラバー
スピード 10
スピン 8
スポンジ硬度 38
シートカラー レッド、ブラック
スポンジ厚 MAX、トクアツ、アツ、中、ウス
原産国 日本
※2007年 ヨーロッパ選手権大会 男子シングルス優勝

引用元:https://www.butterfly.co.jp/products/detail/05050.html

私がネットで集めた情報

  • スポンジ硬度38とありますが、ドイツ硬度では約48度となるので硬めです。
  • テンションラバーが発売される前はスレイバーかマークVというくらいのスタンダードなラバーです。
  • 現在はマークV同様、初心者用の位置づけです。
  • スレイバーはスポンジが硬いので、スレイバーEL(35度)、スレイバーFX(33度)と使いやすいモデルがあります。
  • 突出した個性はないがバランスがよく非常に使いやすい。(フォアもバックも一枚で対応する片面日ペンに合うかも??)

スレイバーを日ペンに貼って約2カ月ほど使ってみた感想

厚なので中しかないGTT45よりわずか1g重かったです。

まずは玉突き

粘着よりは弾みます。ライトテンションのGTT45よりは弾まない。期待通りです。回転はそこそこかかるのに、回転の影響は受けにくいです。

フォア打ち

粘着、テンションと使いましたが、期待通り一番やりやすいです。超安定です。テンションのように当てるだけ感は無いので、自分で長短のコントロールをしている感があります。

バックショート

バックはGTT45の方がやりやすいです。スレイバーはもう少し自分でしっかりスイングしないと遅いです。その分ちゃんとしたスイングが身に付くと思います。これも期待通りです。

対上回転ドライブ

ラバーの引っ掛かりと弾みはテンションほどではないので、多少面が立っていても入ります。ペンは被せるのが難しいので、オーバーが減り安定します。スポンジが硬いせいか中陣より後ろでもちゃんと振れば飛距離は出ます。

対下回転ドライブ

ループドライブは弾まないので、弾道が低くネットぎりぎりに入り、勝手にいいループになりやすい印象です。打点が早ければ相手の回転を受けにくいせいか、いいドライブが行く印象です。打点を落とすと自分から持ち上げるのが難しいので、ネットに刺さるか、それを怖れて乗っけ打ちすると回転不足でオーバーします。

ツッツキ

回転量の少ないボールは自分からしっかり回転をかけないと浮く印象です。逆に回転量の多いボールは回転の影響を受けにくい分、収めやすいです。基本弾まないラバーはツッツキがやりやすいです。粘着は飛ばなさ過ぎて回転はかけやすいですが、コントロールは難しいです。高弾性ラバーはちょうどいいです。これが初心者におすすめな一番の理由かもですね。

フリック

フリックはGTT45の方が引っ掛かりが強い分やりやすいです。スレイバーは入れるだけのフリックはいいのですが、一撃なフリックは難しい印象です。コントロールの良さでコースを突いた方がいいでしょう。

ブロック

ブロックも非常にやりやすいです。やりやすいということは当然相手も取りやすいブロックとなりますので、やはりコースを突いたブロックで相手を動かして、甘いボールが来たらフォアでスマッシュがいいですね。

サーブ

私の印象はサーブが一番やりやすかったです。苦手だったロングサーブが安定しました。ショートサーブもコントロールしやすくて、このラバーでサーブが上達したような気がします。

まとめ

メーカーロゴ、ラバーの名前のデザインがレトロで渋いです。

非常に使いやすいラバーです。私が一番気に入ったのはラバーの性能もですが、ラバーのメーカーロゴや名前のデザインがとてもいいです。バタフライのロゴが今のと違いオシャレです。まあこれは人それぞれ感じ方が違うので好みですね。
まだまだラバーはいっぱいあるので、いろいろ使っていくのですが、また使いたいと思うラバーでした。このラバーでしっかり基本を身に付けてテンションラバーに移行する方が、絶対に打法ごとに適した効率の良いスイングを身に付けられると思います。勝手にそこそこいい回転を生み出せない事が高弾性ラバーの良さではないでしょうか?修行のラバーですね。
私のような初心者、初級者にはピッタリのラバーです。スポンジ硬度で見るとスイングスピードに自信のない人はスレイバーEL、小学生はスレイバーFXがいいのではないでしょうか。ただスレイバーより安く性能が高いラバーが今はありますので、こだわりのラバーという要素もありますね。片面日ペンにスレイバーで強いとかっこいいみたいな。マークVと同じポジションですね。

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