私も同じなんですが、初心者の方は最初のラケットはだいたい店でラバーを貼ってもらうと思います。
ネットで購入する場合も、貼ってもらえるサービスを利用したりします。
そこから練習を重ねるとラバーが劣化して弾みや摩擦が落ちたり、台にぶつけて剥がれたりしてきます。
その段階で飽きずにまだ続け、卓球にハマり始めた頃に初めてのラバー交換をする時がやってきます。
しかし、やり方がわからない・・・貼るどころか剥がし方もわからないです。
そんな超初心者の方に向けて、ラバーの貼り替え手順を解説していきます。
グリップ側からゆっくり剥がしていきます。左右どちらでも構いません。卓球のラケットのほとんどは合板でできているので、木が剥がれないように木目に沿わないよう、木目に対して斜めに剥がしていきます。
これは私のやり方なんですが、私はラバーと保護フィルムの形をピッタリにしたいのと、貼っている時にラバーを接着剤で汚したくないので、ラケットに貼る前に保護フィルムを貼ります。
これは塗らなくてもいいのですが、私はラバーを剥がす時に表面の板を誤って剥がしてしまいたく無いので、一応塗っています。
・木の剥がれが気になる場合は、ご自身の責任においてラケットコーティング剤を表面にご使用ください。
引用元:スティガサイト
スティガのサイトのラケット紹介ページに上記のように書いてあったのも理由の一つです。
ちなみに私はニッタクのラケットプロテクトを使用しています。
私はアンドロのターボフィックスを使用しています。サラッと伸ばしやすい接着剤です。
ラケットの中心に100円玉くらい出します。そして、付属のスポンジにクリップを付けて素早くラケット全体に拡げます。ラバーを貼らないグリップとブレードの接続部は塗りません。
この時の注意点はまず片面だけ塗ってください。両面塗ってしまうと片面に貼った後に反対から押さえることができません。片方貼って切ってから残りの面を塗りましょう。
私は薄く塗った方がいいと思います。使用感はわかりませんが、分厚く塗ってしまうとなかなか乾きません。
塗りたては白っぽいのですが、乾くと透明になります。自然乾燥なら30分くらい(接着剤の厚さによって差が出ます。)。待てない人はドライヤーで乾かしましょう。私はドライヤーを使いますが、木材への影響が心配なので、温風は使いません。
ラバーは両方先に塗っちゃってもいいです。私は接着剤を全体に画像くらい出してから、スポンジで拡げます。薄く均一に塗りましょう。分厚く塗ると乾かすのに時間が掛かりますし、厚みにムラができやすいです。乾くまで待てない方はドライヤーで乾かしましょう。ゴムが伸びたり縮んだりしたら嫌なので、私は温風を使いません。
ラバーも接着剤が透明になったらOKです。
グリップの接続部上端とラバーの下端を合わせて、そっと置き円筒物でコロコロした後、ラバー側を下にして、まんべんなく上から押さえます。中ペンのフォア側は指の幅ほど空けて貼る人が多いです。
ラバーの切断は最初はカッターで切断していましたが、カッターマットを敷くのが面倒だし、2回は刃を入れないと切れなかったので、最近は普通にハサミで切っています。ハサミは大きく刃厚がある方が切りやすいです。段ボールが切れそうなハサミだとやりやすいです。紙しか切れないようなハサミでラバーを切るのは難しいし、切断面がガタガタになります。切断する側のラバーを下に向けて、ブレードの形状に合わせて刃を入れ切断していきます。グリップ側から入れて、反対のグリップ側から抜けます。入れる時、抜く時がどうしてもグリップが邪魔でやりにくいです。ハサミが抜ける時にグリップを傷つけないように注意しましょう。
切断面を綺麗にしたい人は集中力と手先の器用さと慣れがものをいう作業ですが、ガタガタでいい人はそんなに気合を入れなくてもいい作業です。どちらにしても切れ味のいいハサミを使いましょう。
貼り方や切り方は人それぞれですが、私のやり方を紹介しました。
ラケットという卓球にとって一番大切な用具には、できるだけ綺麗にラバーを貼りたいですよね。
何度も貼っているうちに、自分なりの簡単で綺麗に貼れる方法が見つかると思います。
初めて貼り替える方はこの記事を参考にしてください。