今回は張り替え不可能のいわれている貼り上がりラケット(最初からラバーが貼ってある格安ラケット)のラバーを貼り替えてみました。
先日、同じ会社で昼休みにいっしょに卓球をしている方からラバーの貼り替えを頼まれまして、年季の入ったラケットを2本預かりました。そのうちの1本がTSPの giant+140sというラケットでラバーを剥がそうとすると・・・
スポンジが木材に貼り付きまくって綺麗に剥がれません。これは貼り上がりラケットでは!?ネットで検索するとやはり¥1,540の格安ラケットでした。でも依頼されている以上ここで引き下がるわけにはいきません。とりあえずラバーを全部剥がし、大量に残ったスポンジを100均で買ってきたスクレーパーでゴリゴリゴリゴリ剥がしました。
30分ほどかけて裏表共に剥がしましたが、スクレーパーだけでは木材に浸み込んだ接着剤とスポンジは完全に剥がし切れていません。ここからはやはりサンドペーパーしか手段はありません。ここからさらに30分ほどかけてゴシゴシゴシゴシゴシゴシ・・・
するとどうでしょう!このピカピカのツルツル!新品状態です。自分のラケットじゃないのに愛着が沸いて来ましたよ。ここにニッタクのラケットプロテクトを塗って15分ほど乾かしてからヨーラのサンバと言う高弾性ラバーを貼りました。
ヨーラのサンバ 新品のラバーは綺麗です。
依頼された方は一番安いラバーでいいよと言うので、ネットで検索すると「たくつう」でなんと税込み¥1,509で売っていました。安いですよね~!だれも貼ってなさそうなこのサンバを元貼り上がりラケットに貼れば超レアな用具となります。自分の物にしたくなってきました。
サンバ黒 厚み中 サンバ赤 厚み中
ついに完成しました!不可能と言われている貼り上がりラケットのラバーを替えてやりました。もうどんなラバーの貼り替えもできる自信が付きました。ただかなり大変なので容易に貼り替えれる普通のラケットを買った方がいいと思いました。