ライガンスピンとライガンを使ってみた感想

ライガンスピン、ライガン

結論から言いますと、非常に安定して使いやすいラバーです。
フォアに「ライガンスピン厚」バック「ライガン中厚」で三か月ほど使用しました。
ライガンの前に使っていたGTTとも比較していきます。

目次

ライガンスピンとライガンの比較(ヤサカサイトより引用)

ライガンスピンライガン
粒形状太め細め
粒同士の距離狭い広い
スポンジ硬度40~45°40~45°
打球感ややハードソフト
特徴・ボールを食い込ませるには
ある程度パワーが必要
・強打時のドライブの回転量がアップ
・より威力のあるボールが打てる
・カウンターがしやすい
・安定性+スピン重視型
・軽打でもボールを食い込ませやすく
回転がかけやすい
・軽打時のドライブの安定性が高い
・強打時の威力の最大値はやや低い
・ブロックがしやすい
・安定性+コントロール重視
特徴を読むと完全にライガンスピンをフォア、ライガンをバックで使用してね!って感じですね。
ライガンスピン
ライガンスピンです。くすみ系で非常に引っ掛かりが良さそうです。

フォア打ち、バック打ち

柔らかく一度球を掴んでから、飛んでいく感じです。コントロールも非常にいいです。
GTTよりも弾みは弱いですが、掴む感覚は強いです。

ドライブ

ドライブも掴んでから回転をかける感じです。でもGTTと違って面で捉えている時と、擦っている時の音と手に伝わる感覚の差があまり感じなかったです。GTTはその差が明確に感じました。
ドライブもスピードは遅いですが、しっかり瞬間的なインパクトが強ければ強いほどスピードは出ます。相手のドライブ回転が強いと引っ掛かりすぎてオーバーミスします。それだけシートは強い印象。

下回転打ち

シート自体の引っ掛かりはGTTの方が強いですが、スポンジと組み合わさった時はライガンの方が持ち上がります。柔らかく包んでから持ち上げる感じなので打感は鈍いです。爽快な打感はGTTが上です。

ブロック

ブロックも柔らかく包み込むので、オーバーミスをする感じはないです。その分スピードは遅いので、速い返球をする時は少し押してあげないといけません。GTTはスコーン!気持ちよくブロックできますが逆に遅く返すのが難しいです。

サーブ

サーブも掴む感覚が強いのでやりやすいです。でもあまり切っている感覚が手に伝わりにくいですが
ボールは切れています。速いロングサーブは私の腕もありますが難しい印象です。

レシーブ

ツッツキで強く切るより、ストップなどの止める技術の方がやりやすい感じがします。台上のドライブなどは引っ掛かりがいいので、ネットを越えてくれますが、スピードは出ないです。

スマッシュ

インパクトが強すぎるとパワーロスがあり球が走らない印象です。力を抜いて5割くらいの力で打つのが良さそうです。

ライガンです。黒より赤の方が少し透き通った感じはします。

総評

弧線でしっかりネットは越え、弾みの低さで台に収まる非常に安定した卓球ができます。
初心者はやはり飛ばないラバーの方が勝てると思います。相手が格上でボールの威力があると、弾むラバーの場合、ブロックが台に収まりません。ただ球威で勝つのは難しいので、コースをしっかり狙い戦術をしっかり考えるので、初心者、中級者の上達にとてもいいラバーだと思います。

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