紅双喜のPF4をスティガのノスタルジックオールラウンドに貼って、半年ほど使用しています。粘着ラバーにもだいぶ慣れてきました。そろそろ替え時なので、次もPF4にするか、それとも粘着ラバーの王道「キョウヒョウ」にするか悩みましたが、キョウヒョウに決めました。ニッタクのキョウヒョウは初めから選択肢にありませんでした。
フォアに紅双喜キョウヒョウ2の40度 黒
バックに紅双喜キョウヒョウ3の38度 赤
を選びました。ただ価格はPF4の倍以上するので、あまり変わらなかったらまたPF4に戻すつもりでした。
紅双喜キョウヒョウ(ノーマル)の情報
価格
価格は2も3も楽天で2,980円(税込み)でした。(2022年3月)ニッタクのキョウヒョウPRO2と3がほぼ同性能だとしても、紅双喜の方が安いです。ネットで紅双喜のが普通に手に入る時代になったので、もはやニッタク製は必要なのか個人的には疑問です。
硬度を選択できます。
硬度はなんと5種類から選択できますが、ニッタク製のようにスポンジ厚は選択できません。全て特厚(2.2mm)です。
紅双喜硬度基準 | 38度 | 39度 | 40度 | 41度 | 42度 |
日本基準 | 47度 | 48度 | 49度 | 50度 | 51度 |
バタフライ基準 | 42度 | 43度 | 44度 | 45度 | 46度 |
ドイツ基準 | 48度 | 49度 | 50度 | 51度 | 52度 |
上記の表のように、紅双喜では一番柔らかい38度でもドイツ基準では48度となります。ただばらつきはあるので、参考程度に。購入したキョウヒョウのスポンジを指で触ってみたところ、38度の方はPF4と同じくらいだったので、PF4は38度くらいなのだと思います。ちなみにPF4は硬度を選べませんがスポンジ厚を2.1mm(厚)と2.0mm(中厚)の2種類から選択できます。

キョウヒョウ2と3の違い
ネットで調べた情報の数々をまとめると・・・
キョウヒョウ2 強粘着・回転重視・弾まない
キョウヒョウ3 微粘着・回転とスピードのバランス・弾む
だそうです。ただ購入して使用した感想は後ほど。
この情報から私はフォアに2、バックを3にしました。私の感覚ではバックの方がスピードと飛距離が出にくいので。
重さ


重さを計測してみると、硬い方が6gも重かったです。硬度1度に付き3g違うのかもしれません。当然硬い方が密度が高いので納得いく結果です。

スティガのノスタルジックオールラウンドに両面キョウヒョウでも181gでした。ラケットが軽いのでちょうどいい重さに収まりました。すでにサイドテープにデニムリボンを貼ってしまったので、本当は180gを切っていると思います。
2カ月使ってみた感想
フォア面に使ったキョウヒョウ2の40度
- フォア打ち
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全然弾まないので、しっかり打っている感覚は研ぎ澄まされます。当てた時と擦った時の差が歴然です。
台上で当てるだけで返すようなフォア打ちは弾まないので難しいです。 - ドライブ
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しっかり回転を全身を使ってかける。もしくは手首を使うなどして、回転をかけてあげないとあまりかかりません。
ドライブの弧線は高いです。回転重視のドライブはかなり遅いです。スピードドライブを打つのは難しいと感じました。
打ててもテンションラバーで軽く打ったボールより遅いです。回転重視で相手のオーバーミスを誘うのが有効だと感じます。 - ツッツキ
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ストップなどの短いツッツキはめちゃくちゃやりやすいです。深く鋭いツッツキはグッとしっかり突かないといけません。カットのような回転を上書きするようなツッツキも弾まない分、しっかりかけれるのでやりやすいです。
反応が遅れ当てただけのようなツッツキは浮いて棒球になり、チャンスボールになります。 - フリック
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スピードが出しにくい分、一撃の抜き去るフリックは打てません。まず返球されますが、スピードが遅い分、返球も割と遅いので、次の攻撃を狙って行くのが有効です。
- サーブ
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回転をしっかりかけるショートサーブは出しやすいです。回転をしっかりかけるロングサーブも出しやすいですが、遅いです。ナックルのショートサーブは弾まなすぎてネットにかけやすいです。回転をかけないのは簡単ですが、回転をかけずにコントロールするのが難しいラバーだと思います。
バックに使ったキョウヒョウ3の38度
- バック打ち
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バックも当てるだけの長短高低のコントロールは難しいので、少し回転をかける感じが必要です。とにかくスピードが出ないです。
- ドライブ
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PF4で感じた、バックドライブを薄く捉えすぎると落ちることは無かったです。バックはある程度当てて擦らないと、威力は出ないです。台から離れるとめちゃくちゃ難しいです。
- ツッツキ
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ツッツキはフォアと感想はほぼ同じです。
- フリック
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強打は難しいです。遅くても入れる意識で打つ、これもフォア同様に返球を狙うイメージで使うのがいいと思います。
- サーブ
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サーブもフォアと感想はほぼ同じです。
まとめ

