卓球王国のゆうさんや、その他の卓球ユーチューバーも絶賛していた。スティガのエナジーウッドV2 WRBのSTグリップを購入しましたので、とりあえず2か月ほどですが使ってみた感想を書いていきたいと思います。ラバーはフォア面「ライガンスピン厚」バック面「ライガン中厚」です。
メーカー公表スペック
木材5枚 板厚5.8mm± 平均重量87g±5g
コントロール:75 スピード:91
「エナジーウッドWRB」の弾みを向上させアップデートされたラケット「エナジーウッドWRB」の弾みを向上させアップデートされたラケットスティガ公式HPより引用
攻守のバランスの取れたラケット「エナジーウッドWRB」の弾みを向上させアップデートされた。
自分から打つボールはしっかりと弾み、ブロック時はボールの威力を吸収する。
ラバーの性能を活かすラケットで回転がかけやすくサーブやツッツキ、ストップ等も非常にやりやすい。
WRBシステムにより振り抜きが良く、ボールも弧線を描きやすい設計になっているので安定性が抜群のラケット。
積極的に攻めながらオールラウンドにプレーをする選手におススメ。
またスティガ独自の技術によりグリップのクラシカルさも出ているラケット。
購入の経緯
卓球王国のゆうさんが絶賛していたのと、見た目もシンプルでかっこいいし、グリップが空洞のWRBシステムを使ってみたかったからです。それとなによりお手頃価格でした。定価は¥9800+税でネットでは20~30%OFFくらいで購入できます。
グリップ
グリップは私の好みでストレートにしました。私のメインラケットであるワルドナーOFFのストレートグリップよりはだいぶ太く感じます。しっかり握りたい人向けですね。ワルドナーOFFが細すぎるだけでこれが標準なのかも。
デザイン
非常にシンプルで飽きの来ないデザインだと思います。ライトグレーなので、汚れは目立つでしょうがそこに渋さを感じる人にはちょうど良いと思います。私はグリップが汚れた場合に綺麗にする方法を発見したので、また後日このブログで公開しますね。
ちなみに私はグリップエンドの角が気になったので、後日ヤスリで面取りしました。
打ってみた感想。
フォア打ち、バック打ち
打感はポコポコ系で、少しもっさりした感覚です。硬くシャープな感じが好きな人には向きません。
グリップが空洞なので、ブレードからグリップに伝わる振動が一度空気に触れて増幅している感覚がありました。コントロールは非常に良く、スイートスポットも広いと思います。ボールを持つ感覚が強い分、飛び出しは遅いです。初心者が技術を覚えていくのに最適な5枚合板の良さが出ていると思います。
ドライブ
ドライブが一番このラケットの先端重心のメリットを感じます。力を入れずに先端の重心を感じながら、インパクトの時だけ少し握ってあげると鋭く回転量の多いボールが行きます。私が感じる先端重心のデメリットは切り返しと戻しが少し遅れる感じはあります。まあこれは私のメインラケットであるワルドナーOFFが軽すぎるので、そう感じたのだと思います。
ブロック
ブロックはとても安定します。ただ、かなり早い打点で捉えるか、少し押してあげる方が安定してブロックできました。ブロックもやはり手に響く感じが強いので、振動でだいたい鋭いボールが行っているか、棒玉かなんとなくわかります。
レシーブ
ツッツキ
フォアの時に先端重心でヘッドが落ちやすいので、やりやすいと思いました。
フリック
フリックはバックスイングがほぼ無いので、先端重心であることのメリットがあまりなく、むしろ少しスイングスピードが落ちると思います。
サーブ
サーブは先端重心を利用して、力を入れずに重力と振り子の遠心力だけで振るだけで切れると感じました。
総評
とてもバランスのいいラケットだと思います。すごく安定感がありデザインも尖っていないので性別、年齢問わず誰にでも使えて、少しレトロなデザインでグリップもシンプルでスティガらしさ全開だと思います。一番はやはり先端重心で手首が自動でしなりドライブのスピン量が上がりますが、最後しっかり止めないと、手首を使いすぎの良くない不安定なスイングになると思うので、リストは鍛えた方がより使いこなせるでしょう。あまり重いラバーは先端重心になりすぎると思うので、手首へのリスクを考えて慎重に選びましょう。