シェークからペンに変更した時の最初のラバーはヤサカのラグザ7だったのですが、シェークの時にキョウヒョウを貼っていたので、どうしても弾みすぎてオーバーが目立ち、だんだん振れなくなってしまい楽なのですが、このままでは全身を使ったいいスイングは身に付かないと思い、テンションラバーで一番弾まないGTT45を貼りました。日ペン(バタフライのハッドロウJpv-r)にGTT45のレビューをしたいと思います。
GTT45基本情報
メーカーサイトの情報(andro japan)
プレイヤーの成長を幅広くサポート!コントロール性能と威力を兼ね備えたテンションラバー!
引用元https://www.andro.de/ja/gtt45jp
回転とコントロールのバランスが良く、様々なプレーで性能を発揮。ミッドハードスポンジと強スピンを生み出しやすいトップシートを採用することによって、高度な技術の習得を後押ししてくれる。確かな成長を感じたい選手におすすめのラバー。
ライトテンション 裏ソフトラバー(テンゾーバイオスLT)
スポンジ硬度:45°
Made in Germany
レッド、ブラック、ブルー、ピンク
厚さ 1.6mm
本体価格¥3,200+税
税込¥3,520
私がネットで集めた情報
- ライトテンションになっており、テンションよりは弾まないが、高弾性よりは弾む。
- 初心者を対象にしているので、厚さが1.6mmのみ。
- シートは上位ラバーのヘキサーと同じものを使っている。
- androが一番最初のラバーに推奨している。
GTT45を日ペンに貼って2カ月間使ってみた感想
フォア打ち
ラグザ7からのGTT45は弾まないので、しっかり振れます。ですが高弾性よりはテンションの方に近い弾みです。コントロールもよく、シートの引っ掛かりは完全にスピン系テンションです。
対上回転ドライブ
スポンジ1.6mmでライトテンションですが、しっかり飛距離は出ます。日ペンを使っている影響もあると思います。スピードは普通です。
対下回転ドライブ
軽く振ればかなり安定して返球できます。強振すると落ちたり、乗せすぎてオーバーしたりします。これはただの私の技術不足だと思います。
ツッツキ
かなりやりやすいです。シートにしっかり引っ掛かるので回転もかかり、弾みすぎないので台に収まる。当てるだけのツッツキも自分から切りに行ってもどちらも安定します。初心者はほぼツッツキで勝負が付くし、ツッツキは卓球で一番使用頻度が高い技術なので、やりにくいラバーは勝てないラバーです。
サービス
軽いインパクトで回転がかかり、弾みすぎないのでサーブ全般やりやすいです。乗っけてから回転をかけれる感じです。高弾性ラバーとさほど変わらない感覚でした。
フリック
ツッツキと同じく、台上の力のいらない繊細な技術は力を入れてはいけないですが、私のような初級者はどうしても力が入ります。多少の力加減の誤差をほどよく弾みすぎないコントロール性が補正してくれている感じがします。
ブロック
ブロックもちょうどいい弾みでやりやすいです。ブロックは弾まないと全部チャンスボールになるので、ほどよく弾むことが大事です。弾みすぎると抑えるのがかなり難しいです。ただフットワーク練習の相手にちょうどいい感じなので、試合では相手が打ちやすいブロックとなります。なのでコースや緩急をつけないといけませんがそれをやりやすいラバーです。
まとめ
片面日ペン入門にちょうどいいラバーだと思います。片面はフォアもバックも一枚のラバーで対応しなければいけないので、どちらかがやりにくいと使えません。そういう意味では非常に合っていると思います。ただシェークの時に粘着だった私にはまだ弾むなぁ~という感触です。といって粘着は弱いインパクトでは弾まないので、ペンのバックには合いません。次は片面日ペンに高弾性ラバーという完全に昭和の卓球で試してみようと思います。