androのGTT45と40を使ってみた感想

GTT45と40

初心者用の裏ソフトラバーは王道のマークVを使ってみましたが、今回は新しい初心者用裏ソフトラバーを使ってみました。短期間でコロコロとラバーを替える典型的な上達しない初心者の私です(^^;

目次

GTT45の特徴

このラバーは今流行りのスピン系テンションラバーのテンションを初心者用に扱いやすくするために少し落とした、ライトテンションという系統に属します。パッケージの裏面にはこう書かれていました。

  • バランスに優れるミッドタイプのスポンジが、攻守に渡ってパワーを発揮。
  • 高品質なスピン系トップシートが、様々な技術の習得を完全にサポート。
  • テンゾーテンクノロジーにより耐久性を向上させ、ベストなフィーリングを長期間保つ。
  • スピードの強弱やスピンの変化等、テクニックを駆使してプレーするオールラウンダーに!

「テクニックを駆使してプレーするオールラウンダーに!」って言葉がキラキラと心に響いてくるじゃありませんか。
あと気になる単語をしては「テンゾーテクノロジー」とは何ぞや!?

「TENSOR」はXIOM社が開発した、ラバー内部にスピードグルーを塗ったものと同様のテンション効果を持たせるテクノロジーです。ゴム分子の構造をピンと張りつめた状態にし、それを半永久的にキープさせています。「TENSOR」ラバーでボールを打つと、プレーヤーは余計な労力を使うことなく、楽にスピードが乗ってスピンの効いたボールを繰り出すことが可能です。

https://xiom.jp/?tid=3&mode=f10(引用元URL)

私はスピードグルーなるものを塗った事がないので、同様のテンション効果なのかどうかわかりませんが、球の威力を出しやすいって事ですね。こうなってくると違反のスピードグルーを塗るメリットは全く無いという事になりますね。

使用感(フォア面GTT45、ラケットはワルドナーOFF)

読者の皆さんが想像しやすいように、マークVと比較していきます。

GTT45
表面はザラザラギラギラしていて、ひっかりは良いです。

打球音

最初に打ってみてまず違いに気づくところはドライブ時の打球音でした。
マークVは「ブチッ」
GTT45は「バチッ」

スマッシュ時の打球音もだいぶ違います。
マークVは「カンッ!」
GTT45は「パチンッ!」
台上の小技では音の違いは感じませんでした。

フォアラリーとフォアドライブ

フォアラリーではマークVよりも球持ちは若干悪い分、少しスピードは出るように感じます。
ドライブではマークVよりも引っ掛かりが良く、多少面の角度が狂ったりスイングスピードが遅くてもスピンがかけやすいように感じました。ただ回転量の最大値はどちらがいいか正直わからないです。
もしかしたら、球持ちが良く飛ばない分、しっかりとかけた分だけかかるのはマークVの方が上かもしれないです。

サーブ

私のサーブの技術が低く、あまり違いがわかりませんでした。

台上技術

ツッツキはマークVよりは鋭く感じます。弾みが良い分、台への収まりはマークVの方が若干良い気がします。フリックやチキータはまだまともにできないので、感想は控えます。

スマッシュ

非常にいい感じです。スピードがあるのにコントロールもつけやすいです。力を抜いて速く振るだけです。マークVより断然スピードが出ます。

ブロック

ブロックはとても速い打球で返球できます。スピンもしっかりかかっているので、台への収まりも良いです。ただ返球も速くなります。

GTT40の特徴

GTT40
GTT40の画像です。

スポンジ硬度が5度違うのですが、私にはあまり違いが感じませんでしたので、とりあえずパッケージ裏面に書かれている特徴を書いていきます。

  • 絶妙なボールコントロールを生み出すソフトタイプのスポンジを使用。
  • 高品質なスピン系トップシートが、様々な技術の習得を完全サポート。
  • テンゾーエネルギーにより強力なパワーと抜群のボールタッチを有する。
  • 高いスピン性能と爽快な打球感を求めるプレーヤーへ!

と書かれています。

確かに、爽快な打球感と言うのはピッタリ当てはまります。もっさりした感じは一切なく、シャープで切れ味鋭いって感じです。GTT45も同じ感想です。

使用感(バック面GTT40、ラケットはワルドナーOFF)

ほとんどの技術において、GTT45との違いはほぼ感じませんでした。私が初心者なのが原因だとおもいます。その違いを感じとれるようになって、まだこのラバーを使用していたら、詳細な違いを書けたらと思います。たぶん私の性格上そのころにはラケットもラバーも変わっている可能性が高いです。
すんません(^^;

GTT45,GTT40のスポンジ

GTTスポンジ
GTT45がオレンジ(画像左)、GTT40が黄土色っぽい黄色です(画像右)。

スポンジは1.6mmしか選択できません。でも初心者が使いやすい厚さのみなので、迷わなくて済みます。コストを下げるために厚さも一種類のみにしているようです。GTTのシートは全く同じでスポンジで硬度だけが違います。GTT45はオレンジでかっこいいですね。

まとめ

私の体感を数値化しました。

GTT
スピード
8
スピン
7
コントロール
9
弾み
8
マークV
スピード
6
スピン
6
コントロール
10
弾み
6

性能としてはマークVと比較すると、GTTの方が上ですが、スピード、弾み、スピンが上の方が使いやすいとは限らないので、どちらが上という事はないと思います。
スピード、弾み性能が高いと台に収めにくく、返球も速いです。
低いと台に収めやすく返球も遅いですが、打ち抜くのは難しくなります。
スピンも同じで性能がいいと相手の回転の影響を受けやすいです。使いやすい、勝ちやすいラバーは人それぞれです。

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